2012年12月

通年以上の忙しさのあまり、ウェブの更新も疎かにしてしまい目の前にある業務を片付けるのが精一杯の怒涛の12月でした。

「やります。」「何とかします。」「出来るだけ・・・やってみます。」「多分・・・いけるかも!?」と段々と弱気な発言になって年末を迎えましたが、協力業者や社員の手を借りて何とか年内の全ての業務を無事に終えることができました。感謝します。

来年も今年以上に皆様のご期待に応えられる様に精進致しますので、今後ともよろしくお願い致します!

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今日は新築中の現場に重要な作業をやりに来ました。

 

この建物は鉄骨構造なので写真にある8本のボルトを用いて鉄骨の柱と結合させます。

その際に最も重要な役割を占めるのが、その中央にある鉄筋です。

 

 

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この現場では5本の鉄骨の柱を立てます。その鉄骨の柱の高さを均等に保つため、または鉄骨の建て直しの作業性をよくするためにも「まんじゅう」を作ります。

その「まんじゅう」の最も重要な役割を果たすのがこの鉄筋なのです。

まずは、レベル(高さを確認する機械)で高さを確認して鉄筋を切断をします。

当然5箇所共、均等な高さになるまで、何回も何回もレベルで確認しながら、削っていきます。

 

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そして最後にグラウト(無収縮モルタル)で成形をして完了です。

この形が「饅頭」に似ているから「まんじゅう」・・・だと思います。

 

なのでこの鉄筋の切断で高さが合っていないと鉄骨の柱の高さはバラバラになり、梁などの部材の接合が上手くいきません。

 

 

鉄骨の柱が立ってしまえば隠れてしまうところですが、ここが鉄骨造の重要なところであり、建物の精度が決まる大切なところです。

 

 

今日の作業の良し悪しの結果は来週に分かりますが当然、自信マンマンです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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