2017年12月

 

誠に勝手ながら平成29年12月30日(土)から平成30年1月8日(月)までお休みとさせていただきます。

 

☆平成30年1月9日(火)8:30より通常営業致します。

来年もより一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

以前リフォームをしたマンションの管理会社さんから電話がありました。
「近藤建設さんがリフォームをした下の階の天井から漏水がありました。
一度、現場をみてください。」

えー!
どこから?
お風呂を入れ替えたから排水から?
それとも給水?

 

脳裏には様々な要因がグルグル回り、下の階の方にご迷惑をお掛けしているので急いで職人さんと一緒に現場へ向かいました。

現場に着いて点検口を覗き、上階の以前リフォームをしたお宅の排水に水を流して様子をみると・・・すぐに原因を特定!

 

なんと下の階の天井裏で排水の継ぎ手が外れていました。

s-IMG_8626.jpg

 

すぐに原因直下の天井を捲り、配管を繋ぎ直してから水を流して漏水確認。

漏水は完全に止まり処置は完了しました。

 

築40年以上のマンションですがこんなこともあるとは・・・本当に驚きです。

近々、捲った天井の復旧もおこない全て完了となりますが、今回のケースでは誰が修繕費を負担すのでしょうか?

 

上の階を工事した近藤建設?上の階からの配管なので上の階の方?

それとも配管が通っている下の階の方?管理会社さんとかマンションの管理組合さんとか・・・?

 

実はこんな判例がありました。

平成12年3月21日の最高裁判決(最高裁平9(オ)第1927号 判夕1038-179)において床下コンクリートスラブ貫通をしてその階下にある排水管は「専有部分に属さない建物の附属物」にあたり区分所有者全員の共用部分にあたるとし、上階者の損害賠償責任を否定した裁判例があります。

 

マンションの構造や管理規約で異なることもありますが、今回はマンションの管理組合さんの保険を適用することになりました。

復旧作業の日程も決まり年内に終える目途が付いてので一安心ですが、師走のこの時期に焦りを隠せない出来事でした。

 

今日の読売新聞にZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のことが大きく載っていました。

 

これからの住宅基準や快適な暮らしを考えるとZEHも選択の一つになると思います。

ですが、車業界では低燃費のハイブリッド車は知名度も高く、様々な車種で取り入れられ新たに電気自動車や水素自動車も出てきていますが、住宅業界に目を向けると省エネ住宅やZEHの知名度はまだまだ低く、基準も曖昧なところがあります。

それを知っていてか経済産業省も「この機会にぜひ、名前だけも覚えてください。」と載せていますので、名前を覚えていただき、お時間があれば記事も読んでみてください。

 

ZEH記事.pdf

 

そしてもう一つ、当社がZEH登録ビルダーということも「この機会にぜひ、覚えてください。」

*ZEH登録ビルダーは補助金申請ができます。

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